【体験談】幼児クラス進級で起きた、まさかの登園しぶりとおすすめの心構え

駄々をこねて地面に突っ伏している小さい女の子 子育てと両立
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こんにちは。中小企業で営業職、フルタイムワーママのまめです。

もうすぐ4月。4月からお子さんが入園入学で新しい生活、という方おめでとうございます。新生活に親もドキドキですよね。

さて、今日は新生活でもないのに、子どもの登園しぶりに4ヶ月つきあった体験談です。

これから保育園に通わせる保護者のかた、いま登園しぶりに困っているかたのお役にたてると嬉しいです。

登園しぶり、それは突然始まった

登園しぶりが始まったのは春でした

うちの子の登園しぶりが始まったのは年少の4月です。それまでの乳児クラスから幼児クラスに変わった直後のことでした。

うちの子は0歳の4月入園で、保育園も4年目。「お兄さん、お姉さんクラスになるね!」と、幼児クラスになるのをとても楽しみにしていました。

赤ちゃんの時から、登園時に泣くこともほとんど無かったわが子。

ところが、年少さんになったら突然。登園時にまさかの号泣、大暴れ。

抱っこしてもバタバタ暴れて大泣きでどうにもなりません。

家を出るときも普通だし、保育園に行きたくないとか、そういう話しも一切無し。

インターフォンを押して敷地の中に入るまではふつう。それなのに、入るとスイッチが入って大泣き、大暴れ。

抱っこしてあれやこれや、なだめすかし、言ってみてもダメ。

その日は「あらあら、珍しい~」という感じで、先生が私から子どもを引き剥がし、抱っこしてお部屋に入ってくれました。

珍しく体調でも悪いのかな?と思いつつも出社。

呼び出しも無く、迎えに行ったときはケロッとしています。先生からも「すぐ泣き止みましたよ~」と言われひと安心。

まさかその後、朝の号泣・大暴れが4ヶ月も続くとは夢にも思っていませんでした。

登園しぶりのタイプを確認

登園しぶりが始まって、文字通り毎日、園についてからの号泣・大暴れが続きました。

園での様子を聞いても、私がいなくなると落ち着いて、お友だちともいつも通りに遊んでいるとのこと。

私のみる姿とのギャップに拍子抜けです。

先生も、色々な理由を考えて、お話ししてくれるものの、どれも決定的な感じではなく。

トラブルが無いことは確認して、原因はよくわからないけど、追及にエネルギーは使わないことにしました。

園ではふつうに過ごせているので、うちの子の登園しぶりは朝だけタイプだな、と確認。

朝だけ乗り越えればOK。それだけを考えました。

私としては、今まで順調に3年間過ごしてきて、登園しぶりがまさかの4年目でやって来ることに不思議な気持ちに。

いやいや、きみ、この園で4年目よ。なんで今よ、、、。

と毎朝、心のなかで苦笑いでしたし、

こんなに泣いてる姿からは想像できないけど、朝だけなのよね、、、

と思うと、まぁ泣かせておくか、と。

困るのは髪の毛をぐしゃぐしゃにされたり、顔をぐいっと手で押されるのが痛いとか、暴れたときに蹴られるとか。まぁその程度と言えばその程度。

ママ友からも「どうしたの?珍しいね~」とびっくりされていましたが、「そうなの~。4年目なのにね~、苦笑」なんて調子で返していました。

朝は保育園で10分は時間がかかると腹をくくる

時間が気になる!

登園しぶりが始まって困ったのは、なかなか保育園を出られないこと。

先生もすぐ助けに来てくれますが、それでもなんだかんだと時間がかかります。

最初の頃は電車の時間が気になって、そればかり考えていましたが、あまりに毎日続くので、保育園では引渡しに10分以上がかるものなんだ、と腹をくくりました。

ここで時間がかかって遅刻しそうなら、特急でもタクシーでも何とかして会社に時間までにつけばいいや、と開き直り。

会社までのタクシー代は一万円こえますけど、子どもに向き合うことを優先しようと決めました。

実際に朝の通勤にタクシーを使ったことはありませんが、特急は自腹でほぼ毎日乗る羽目に。

必要経費と割りきることにして、子どもの登園の儀式に付き合うことに決めました。

4か月で登園しぶりから脱出

7月も半ばごろになると、登園のタイミングが偶然お友だちと一緒になったりすると、泣かずに教室に入れる日が出てきました。

また、まれに夫が一緒に登園する日は泣かないとのことでした。

そんな日でも、あえて「泣かなくて偉かったね」のような声かけはしませんでした。

もはや、毎朝の号泣に慣れすぎて?泣いたっていいよね~という気分に。

泣かれると私もさすがに疲れるので、今日は泣かれなくてラッキーとは思いましたが、口にはだしませんでした。

泣かない日がちらほらと出てきて、その後増えてきて、気がついたら「あれ?朝、泣かなくなってる」

7月も中旬、4月からの登園しぶりがいつの間にか終わっていました。

登園しぶりの原因はよくわからない

原因はなんだったのか、つい知りたくなりますが、こればかりはよくわかりません。

途中から、知恵もついてきたのか、「お友だちが○○✕✕だから行きたくない」とか、それっぽく言うようになりましたが、たぶんそれは言ってるだけだな、と判断。

先生とお話ししても、通常の範囲の衝突はあるものの仲良くしているとのこと。

よく考えたらまだ3年から4年しか生きてなくて、なんで泣くのかなんて聞かれても「泣きたいから泣いてるの!」ですよね。

4月からずっと梅雨に入って雨ばかり、むしろ嵐ばかりみたいだったけど、日々過ごしていたら晴れの日がやって来た、みたいな感じで切り抜けたというのが正直な感想です。

登園しぶりを振り返って、良かったと思う心構え

あくまで我が家の場合ですが、登園しぶりを乗り越えるのに良かったと思う心構えをまとめてみます。

  • あまり深刻にならない
  • 原因がないこともある、と知る
  • 子どもにつきあうと腹をくくる
  • 泣きたいなら泣いてもいい、と心から思う
  • 保育園は生活の場なので、泣いたところで困ることはないと開き直る
  • 保育士さんとコミュニケーションをとり、子どもの園での様子は確認しておく

嵐の最中、特に最初の頃は参ったなぁと思いましたが途中からは、泣くパワーの凄さに、笑ってしまうというか。やるなぁ、という気分でした。

最近では保育園内の保育士による不適切な対応もニュースになるし、年齢によっては子ども同士のトラブルもあるので、何を差し置いても子どもの安全だけは確認したいところです。

我が家のように保育園に信頼がおける関係なら、あまり深刻にならずにいたのが、結果として良かったのかなと思っています。

いま、お子さんの登園しぶりの真っ只中にいる保護者の方、いつか終わるので大丈夫。

子どもの安全は確認しつつ、おおらかに乗りきるのがおすすめです。

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