前回のブログで、40代後半にして人生初の転職をしたと書きました。
転職のタイミングで、バレットジャーナルのノートを変更する必要に迫られた私。業種は別ですが仕事内容が似ているので、前職の情報が色々と書かれたノートをそのまま使うことは憚られたのです。
新しい職場で2ヶ月ほど、従来のやり方ベースで仕事をしてみて、最終的には20年以上使ったバーチカル手帳に別れを告げ、手帳とバレットジャーナル風ToDoノートをまとめて一冊にする決断をしました。
その経緯と、現在どんな運用をしているか、2026年4月以降どうする予定なのかをご紹介したいと思います。
転職してもすぐに業務管理方法は変えない。まずは様子を見よう
転職、つまり新しい仕事環境に飛び込むタイミングは、心機一転、色々と新しくしたい、という気持ちがでてきますよね。
私もバレットジャーナルではなく、違う管理方法にしようかな?思いきってデジタルのToDo管理にしちゃおうかな?などと色々考えてウキウキしていたのですが、ちょっと待って。
新しい会社の様子もわからないし、営業職は変わらないけれど、どんなクライアント担当になるのかもわからない。そんな状態で色々と変えるのもリスクだな、と思いなおし、まずノートだけは変えて、運用法は変えずに新しい会社での生活をスタートしました。
気分転換はしたかったので、ずっと使っていたモレスキンのポケットサイズから、ストックがあったRollbahnのMサイズにバレットジャーナル風の管理ノートを変更しました。管理方法はそのままです。
その時点で行っていた、以前からの管理方法はこちらの記事にまとめています↓
デジタルメインのスケジュール管理に変わる
転職後の業務環境で一番変わったポイントは、デジタル化でした。今の会社は複数拠点があって、拠点に関わらずプロジェクトのメンバーがアサインされます。
その環境でプロジェクトを進めるので、Microsoft365をバリバリ使って仕事を進めています。
前職でもTeamsやOutlookを使っていましたが、その比ではない使い方。当然スケジュールはOutlookを活用してみんなにオープン。前より企業規模も大きく、社内にリソースがあるため一つ一つのプロジェクトメンバーが多く、かつ同じ場所にいるわけでもないため、定例会議に加えて分科会などオンラインミーティングのinvitationがどんどん入るような環境に変わりました。
こうなってくると、バーチカルにスケジュールを書き写すのもちょっと面倒に。私のスケジュールの最新情報はOutlookで、バーチカルは後追いで記入する感じに変わっていきました。
手帳とバレットジャーナルを一つにまとめることを決意
私の社会人人生のほぼ全て、バーチカルタイプの手帳と過ごしています。大げさでなく、バーチカルでない手帳なんて考えたこともありませんでした。
新しい職場ではOutlookのスケジュールが必須。OutlookでもWeeklyのバーチカル表示で予定を確認できるし、基本的に自分ひとりでなくチームメンバーの予定と合わせながら見るのが主になりました。
そのためスケジュール管理はOutlookメインで使うようになり、「もう紙の手帳いらないのでは?」という気持ちにすらなったのでした。
とはいえOutlookも完璧ではありません。私にとって足りない点は家族や子どもの予定、プライベートな予定を入れられないこと。それさえ手帳に書ければ良いのですから、マスが大きめならマンスリーページだけでも良いのかもしれない、と思い始めました。
一方、To Do管理用のバレットジャーナルは常時携帯です。しかも、初めて担当するお客さんや仕事の種類も多く、ToDoに書くことがとにかく多い。ロルバーンのMサイズでは見開きで1週間分のToDoが収まらなくなりました。ノートを大きくする必要があるかも?
見る頻度の低い紙手帳を持ち歩くくらいなら、バレットジャーナルをメインにして、そこに最低限の予定や子供の予定などを書き込めるカレンダー機能があればよいのでは?そんな考えに至ったのでした。
手帳をB6にサイズアップし、週間のレフト式を選択
今回のバレットジャーナル&手帳一体化をするにあたって選んだ手帳はこれです。

4月始まり NOLTYエクリPlus B6-5 日曜始まり
手帳を探しているときの基準は3つありました。
- 見開きで1週間の簡単なスケジュールとTo Doが入るサイズ・レイアウト
- スケジュールはバーチカルでなくてOK
- To Doが40個以上書けるスペースがある
この3つを全て叶えられる手帳、という観点で探したのがNOLTYエクリPlusです。
ほぼ10年ぶりのB6サイズ。今まで、荷物を減らしたい一心で小さいスケジュール手帳を選び、仕事のミスを減らすためのバレットジャーナル用も小さいほうが良くてポケットサイズのモレスキンを使っていました。
以前のサイズ選びの記事はこちら
今使っている2冊合わせた重さを量って、購入時には手帳がそれより軽いかどうかもチェックして購入しました。1冊にしてサイズアップして総量を減らす作戦です。
ひとつお伝えしておくと、月曜始まりを買おうと思っていたのにミスって日曜始まりを買ってしまいました。モッタイナイのでそのまま使っています。
新しい管理方法。レフト式手帳はこう使う!
新しく買ったレフト式の手帳で、ToDo管理を始めました。実際のページは書き込んであるので、少し先の定例の予定だけを予め書いたページで解説します。
【ウィークリーページ】

ウィークリーのレフト式、11:30の目盛りのところに縦線を引き、左ページは2分割にします。それ以外のスペースは、試行錯誤の上以下のように分けることにしました。
- グリーン:スケジュール。MTGの開始時間のみ記入
- ブルー:この週に行うToDo。順番、日付は気にせず片っ端から記入。
- オレンジ:この週に行わない、時期が決まっていないToDo
- ピンク:週の振り返り。Good,Bad,Nextの視点で書く
この図解には入っていませんが、右ページの上の欄外には週の目標も書いています。
今まで週の振り返りをやったりやらなかったりだったので、スペースを作ることで自分のやることとして見える化しました。
マンスリーページは家庭の予定を中心に管理
ウィークリーが仕事中心なら、マンスリーページは家庭・子供のこと中心の記入です。
子供の学校行事や、夫の出張予定も書き込みます。

このページは7月なので、夏休み部分をカラーマーカーで囲っているように、長期休みは一目でわかるようにしています。
他に、私の予定で出張など日をまたぐ予定があるときや、上司が長期出張でいない等の長めの予定マンスリーページにも記入しています。
7月は夏休みなので空欄のままですが、ページ左の縦スケジュールには子どもの体調(発熱、学校の欠席など)、家族の体調情報を記入しています。頻繁に記入することがあるわけではないので、今後、ハビットトラッカー的に使うのもよいかな、と思っています。
マンスリープランのページは月間目標を記入して活用
NOLTYエクリPlusにはMonthly Planのページがあります。毎月4行のスペースがあるので、月間目標を書くことにしました。

翌月の目標を書くときに前の月の振り返りをして、できたものには○、ややできたものに△、できなかったものに×をつけています。
ご覧の通り抽象的な目標なので、これを達成するためには数値化したり、できた、できていないがハッキリわかるToDoに、週次で落とし込む必要があります。それが結構難しい!
とはいえ、何を意識して一か月過ごすかを見える化することは大事だと思うので、このページをうまく活用していきたいです。
このページ以外にも、NOLTYエクリPlusにはフリーのスペース(横罫、方眼)だけでなく、フォーマットが決まっているページが結構あります。
Log List、Health Check Memo、Health Check Calendar、Travel Map、World Map、ID&Password、Age Chart
使っているページもそうでないページもありますが、あらかじめスペースがあるので、出張の記録なども残しています。
フリースペースには、以前から作っている見積・請求などの請求管理系ガントチャート、自己学習している研修動画で気になったことのノートテイクで活用中です。
来年の手帳選びはどうする?
入社して4ヶ月、手帳を変えて2ヶ月が経ち、現時点で来年に向けて今のスタイルから変えたいポイントが2つ。
- スケジュールが書けるスペースはもう少し広くしたい
- 月曜始まりは必須
この2つを叶えるフォーマットを考えて、次の1冊に選ぶ予定なのはこれ。
見開きの上部分が上下2マスのバーチカルスタイルのスペースで、その下が全部方眼メモ、という、手帳としては比較的最近のレイアウトのもの。
日ごとにスケジュールを書けるスペースが2マスあるので、私は午前・午後に分けて予定を記入しようと思っています。下は全部方眼なので、To Doもたくさん書けそう。
手帳は4月始まり派なので、発売までに他によさそうなフォーマットがなければ、次はこれで行こうと思っています。
転職に伴って、スケジュール管理の環境が変わったので、今の自分に合うスタイルにするために手帳をガラッと変えたよ、というお話でした。
すでにバレットジャーナル風では無くなっている気もしますが、自分の状況と目的にあっていればOKとしています。どなたかの参考になったら嬉しいです。
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