未就学児を子育て中のワーキングマザーは昇進をどう考えるのか

2023年の私のキャリアにおける一番のイベントは、執行役員への昇進でした。勤務先は中小企業なので、大企業のそれと比べると難しいことではなく、要は年を取ったということです。

中小企業とはいえ、今まで担当していた営業職に加えて、会社全体に関わる業務が増える事になりました。

この記事では、未就学児（昇進当時）を育てるワーキングマザーが昇進をどう考えて、どう決断したのかをご紹介したいと思います。

現在、昇進を打診されて迷っている方、将来的にどう考えればよいのか漠然とした不安を抱えている方のお役にたてると嬉しいです。

ワーキングマザーの最適な働き方って何だろう？

ワーキングマザーのブログやインスタはたくさんあるのですが、特にキャリアについては自分と志向の合ったブログじゃないと読んでいて違和感を感じませんか？

私が思う、企業で働くワーキングマザーのキャリアに関する志向は４つ

３つめまでのブログはよく目にしますが、最後の昇進狙ってガンガン仕事してます！というワーキングマザーのブログはお目にかかったことないかも…。

最初はキャリア志向かな〜と思うブロガーさんでも比較的多いと感じるのは、バリキャリのち、手に職つけて最後はフリーランスに転身、というパターンですかね。

企業勤めのワーママさんブログで多いのは２番目の印象。（あくまで私の印象ですが）

この４つ、どれが正しいわけでも、どれが間違っているわけでもありません。自分の性格や、子育ての環境を含めてトータルで自分に一番合っているのはどれなのかが大切。

もっと言えば、時期によって自分の目指す働き方が変わってもいいと思っています。変化の早い時代に、会社も変わる、子どもは成長する、自分の「やりたい」や「なりたい」「ちょうどいい」が変わるのも当たり前。

一番良くないのは、バリバリ昇進したいのに、子どもがいるから、、と昇進にチャレンジせずにマインドが落ちてしまったり、逆にそこそこでOKと思っているし環境的に厳しいのに、昇進して心身に不調をきたす、みたいな事だと思っています。

私自身、育休からの復帰後は自分自身に呪いをかけていたこともあります。

周りになんと思われてもよいので、どんな働き方であってもその時の自分の気持ちに正直にいることが一番大切、と声を大にして言いたいです。

昇進の打診って、青天の霹靂、みたいなことはあまりないのではないかと思います。みなさんの会社はどうでしょうか？

私の場合、何年か前から数年以内には執行役員就任の打診があるだろうと思っていました。なぜなら中小企業で人がいないから！私の上の先輩が執行役員から役員になり、執行役員のポストが空席だったことも、そろそろだろうな、と思う理由でした。

フラグがたったら、引き受けるかを考え始めます。私の基本スタンスは【頼まれたことは引き受ける】です。

頼まれた、ということは【できる】と思われているからで、足りない能力は獲得すれば良いと思っています。

やってみてダメなら降格すればいいや、くらいの気持ちでした。

当時はそういう気持ちで、頼まれたことは何でもやろう、と思っていました。就任してから１年半たった現在、この点は少し気持ちの変化もありますので、また今度記事にしたいと思います。

昇進のタイミングは自分で選べるものでもないので、結果論になってしまいますが、去年の段階で昇進したのはタイミングとしては良かったと思います。

その理由は3つ

この3つの中で１番大きいのは、子どもが保育園児だった点。昇進した当時、子どもは保育園の年長さん。最終年でした。

今年の春に小学校に入学してみて実感しているのですが、保育園と違って保護者の出番が多い！

よく聞く話だけど案内も直前、親切さは保育園と雲泥の差。何が普通かがよくわからん！この状況で昇進してたら、精神的にハードだったろうなぁ。

基本スタンスとして働くお母さんを応援してくれている保育園に子どもがいる間に、昇進による新環境に自分をアジャストすることができたのは幸運でした。

逆に言うと、子どもが小学校に入ったら昇進を受けよう、とか、新しいチャレンジをしようと思われているなら、全力で保育園のうちにスタートすることをおすすめします。

夜9時頃家に帰ってから、連絡帳に「もちもの、みずでっぽう」と書かれているのを見たときの絶望よ、、、。これ、みなさんの家に常備されてるんですかね？

小学生とはそんなドキドキ綱渡りな毎日なのです。

それに比べたら、２番目と3番目の理由はどうでもいいです。（←ちょっと言いすぎ？）

とにかく、自分のメンタルの安定が一番大事。大きめの環境変化はひとつくらいがオススメです。

ワーキングマザーの昇進は子どもが保育園のうちが楽！

迷っているなら、まずやってみる、がオススメです。