LAMYサファリのローラーボールを自分好みのゲルインクに変えてしまおう、という記事です。
というのも、10年眠らせていたサファリの青×黒クリップのローラーボールを使おうと思ったら、全く書けなかったんです。
LAMYさん、ごめんなさい。いくらなんでも10年は寝かせすぎでした、、、。
うっかり使わないまま、ラミーのローラーボールを10年寝かせてしまった方、そうでなくても、もうちょい細字で書きたいな、とか、カラーインクが使いたい!という方に、今回のブログがお役にたてると嬉しいです。
ラミーのローラーボールは換装向き
以前、ラミーの黄色いローラーボールをジェットストリーム化した私。
その時は、市販のリフィルアダプターを使ってジェットストリームに換装しました。
今回は手持ちの青軸×黒クリップの旧定番デザインのサファリ、ローラーボールを使います。
すでに1本はジェットストリーム化してあるので、2本目はゲルインクのリフィルを使いたいのですが、ちょうどいいアダプターがなさそうです。
ということで「ラミー ローラーボール 換装」などでググりました。先人の知恵が惜しみ無く書かれているブログがいくつもヒットします。
中でも編集者ヨシヒコさんのブログは、わかりやすくて写真もキレイ。さすが編集者さん。参考にさせていただきました。ありがとうございます!
ラミーのローラーボールを純正じゃない替芯で使っている方も多そうですね。LAMYは換装してでも使いたいデザインなんですよね。
ゲルインクのリフィル化に必要なパーツは、万年筆のスペーサー!
私なりにたどり着いた、 ゲルインク化に必要なものは3つ
- ローラーボール
- ゲルインク替芯 (今回使ったのはuni-ball SignoのUMR-85N)
- ラミー サファリの万年筆に使われている輪っか×2個
ゲルインクはシグノ、UMR-85Nにしました。
シグノに限った話ではないのですが、ラミーの純正ローラーボール芯は、市販のゲルインクの替芯に比べてちょっとだけ長めです。
そのため、ゲルインク芯を使おうとすると、その差を埋めるスペーサーが必要です。
今回、換装に使えることを発見したスぺーサーは、サファリの万年筆を買うと、キャップがしまらないように挟まってる、クラフト素材の輪っか。
サファリの万年筆には購入時に青のカートリッジが1本、軸の中に入っています。
カートリッジを入れた状態でペン先のついている首軸と、持つ部分の胴軸をしっかり締めると、インクカートリッジの先に穴があいて、万年筆が使える状態になってしまいます。
それだと流通している間にトラブルが起きるので、クラフトの輪っかをいれることで軸が完全に締まらないようについています。
正直、使い道は無いと思っていましたが、なんとな~く捨てずに、いくつかとっておいたのでした。
ローラーボールのゲルインク化手順
材料が揃ったら、実際にやってみます。
LAMYローラーボールの純正芯を今回使うシグノの替え芯と並べてみます。純正芯の後ろの黒いパーツ分くらい、シグノの替え芯は長さが足りないのがわかります。
この差を埋めるために用意した、サファリ万年筆の輪っかを2個用意します。
2つとも潰して、そのうち1つをクラフトの幅よりほんの少し長めになるようにカットします。
切った輪っかを、もう一方の輪っかに差し込んで、リフィルのお尻側に差し込みます。
全体像はこんな感じ。
オリジナルのローラーボール芯と比べてみます。
長さがだいたい同じになっていればOKです。その状態のまま、サファリにセットします。
軸をセットします。スぺーサーにした輪っかの感触があると思いますが、気にせず締めます。
出来上がり!
書き心地は?
ぐらつくこともなく、スムーズに書ける、ジェルインキのサファリ ローラーボールの完成です。
ジェルインキの芯が使えるとなると、カラーバリエーションも多いので、サファリ ローラーボールの使い道が広がりますね。
今回は、手持ちの黒いインクを使いましたが、次はシグノの中でも大好きなブルーブラック、0.5にしようと思います。
サファリ万年筆の輪っかをリサイクル。ローラーボールをゲルインク化して、好みのペンにカスタマイズできますよ。
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