ボールペン界に君臨する書きやすさのの王様と言えば、三菱鉛筆のジェットストリーム。
これを使ってしまうと、高級ボールペンの書き心地が悪く感じられてしまうというトラップが。
私のペリカン、スーベレーンのボールペンも、標準でついてくる字幅が太めなことと、書き心地の滑らかさがないので、手が延びなくなってしまいました。そこでジェットストリーム化!
お祝いでペリカンの高級ボールペンをもらった、とか、奮発していいボールペンを買ったのに書き心地に不満!、お気に入りの軸をもっと活用したいという方の参考になれば嬉しいです。
ペリカン スーベレーンのボールペン芯はいわゆるパーカータイプ
ペリカンのスーベレーンシリーズには万年筆とローラーボール、油性ボールペンがあります。
今回、ジェットストリーム化するのは愛用のスーベレーンK400。カラーはホワイトトートイス。
油性ボールペンに入っている替芯は正式には国際規格で【G2】と呼ばれるタイプですが、一般的には【パーカータイプ】と呼ばれています。
ペン先の部分が3センチくらい細くなっている替芯がパーカータイプです。
パーカーは伊東屋のWebサイトによると1888年から続くイギリス王室御用達のブランド。
矢羽クリップが特徴的で、昔は高級筆記具と言えばパーカーだったそうです。
そのパーカーの油性ボールペンにもともと入っている、先が細くなった独特の形のリフィルが国際規格になっています。
自社規格が国際規格になっちゃうんですから、いかにパーカーのボールペンが世界中で愛されているかがわかりますね。
国際規格なので同じ形のリフィルが多くのメーカーから出ています。
一例として、シュミット社のイージーフローのパーカータイプ。
モンテベルテからはカラーインクのパーカータイプが出ています。
他にも、私がラミーのボールペンに換装して使っている、パイロットのアクロインキ、BPRN-30EFもパーカータイプです。
このボールペン書きやすいな、と思ったらメーカーを確認しておくといいですね。
お気に入りのインクがあれば、そのメーカーでパーカータイプがあるか、調べてみるのもがオススメです。
ジェットストリームにもパーカータイプ、あります
三菱鉛筆から、パーカー芯タイプのジェットストリームが出たのは2018年2月のこと。
文具好き界隈ではちょっとしたニュースになっていた記憶があります。
100円でジェットストリームのボールペンが買えることを考えると定価1本600円というちょっとお高めな替芯です。
でも、お気に入りの軸でジェットストリームが使えるなら買い一択。
私は細字が好きなので、ペリカン用にも0.5を迷わずチョイスしました。
カスタマイズは簡単!入れかえるだけ
上側がペリカン、下かジェットストリームです。当たり前ですが、規格が同じなので同じ形状です。
ということでカスタマイズは、ペリカンのボールペンを開けて、芯を入れかえるだけ。
あっという間にジェットストリーム化、完了です!
ちなみに、ラミーのローラーボールはパーカータイプの芯ではありませんが、市販のアダプターを使ってジェットストリーム化しています。
ペリカンのボールペンをジェットストリーム化するのは簡単。
お気に入りの軸をお気に入りのインクにして、ガンガン使おう!
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