LAMYサファリ ツインペン。レアな2in1タイプの多機能ペンレビュー

筆記用具

三菱鉛筆によるドイツLAMY社の買収があり、今後の展開が楽しみなLAMY。

一番有名なサファリに万年筆、ローラーボール、ボールペンとシャープペンの基本の4アイテム以外にツインペンがあったのはあまり知られていないように思います。

私も20年ほど前にその存在を知った【LAMYサファリツインペン】。探しに探して、平行輸入のお店で2014年にやっと購入した思い出のアイテムです。最近なかなか見ないレアアイテムなので、ご紹介します。

LAMYサファリ ツインペンはボールペン&シャープペン

LAMYサファリのツインペンはボールペンとシャープペンの2in1スタイルのペンです。

もともと何色展開だったのか定かではないのですが、私が見たことがあるのは次の5色。どれも黒クリップです。

  • 赤✕黒クリップ
  • 青✕黒クリップ
  • 黄色✕黒クリップ
  • 黒✕黒クリップ
  • グレー✕黒クリップ

今もAmazonやフリマサイトで見かけることがありますが、レア物がゆえかなりお高めです。ということで、アフィリエイトは貼らないことにしました。興味があったら「ラミー ツインペン」で検索してみてくださいね。

見た目はちょっと長いボールペンという感じで、測ってみるとツインペンの方が7ミリほど長い。クリップはボールペン・シャープペンより長く、万年筆より短めです。

ボールペンとシャープペンの切り替えは軸の上部分(黒いリングから上側。クリップのある部分)を回します。

ラミーサファリツインペンのボールペンとシャープペンの切り替え目印

写真では見えにくいのですが、黒いリング部分に◀▶のマークがついていて、その上に左側に▼、右側に●があります。左に回すとボールペン、右に回すとシャープペンがペン先から出てくる仕組み。

ノック部分はサファリのボールペンと同じデザインですが、この多機能ペンではシャープペン用。シャープペンのペン先を出してからノックすると芯が出てくる仕組みです。

ボールペンの方は回転させると芯が出てくるので、ノックの必要はありません。

LAMYサファリ クリップの長さを比べてみました

ラミーサファリシリーズのクリップ長さ比較

左から万年筆、ローラーボール、ツインペン、ボールペン、シャープペンの並びです。

ツインペンのクリップですが、万年筆&ローラーボールより短く、ボールペン&シャープペンより長くなっています。これだけ、独自規格のようですね。

ついでにノック部分がボールペンよりツインペンの方が1段分短いのもお分かりいただけると思います。

クリップもノック部分も同じパーツを使っているのかと思いきや、細かいところが違うんですね。

ボールペンの替え芯はM21。LAMYでは珍しく4C芯との互換性あり!

ツインペンに入っている純正の芯はM21。LAMYは独自規格が多いのですが、M21は多くのメーカーの多機能ペンで採用されているいわゆる4Cと呼ばれる芯と互換性があります。

久しぶりにツインペンを使ったらインクが出にくくなっていたので、書き味向上のために芯を変えました。

今回選んだのは私の推し、パイロットのアクロインキの替芯。ジェットストリームなどと同じ、低粘度の油性インクになります。

芯の替え方です。まず軸の真ん中の黒いリングのところを回して開けます。次に取り替えたいボールペンの芯を引っ張って抜き、新しい芯を差し込んで完了です。

芯自体に互換性があるので、ふつうに入れ替えれば良いだけ。同じ4C規格なら水性ゲルインクなどにも変えられます。

レアで所有欲を満たしてくれるLAMYサファリ ツインペンをお気に入りのインクで使えるのがいいですね!

私が使ったパイロットのアクロインキ、4C芯はこちら。

ジェットストリームの4C芯はこれです。(↓は3本セット価格です)

なお、もともと4Cというのはゼブラの規格名称ですが、ゼブラの4Cは直径が他社品よりも若干太いそうなのでご注意ください。

入手困難レア物のLAMYサファリツインペンのご紹介でした。お気に入りのインクで愛用していきたいと思います。

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