筆記用具、とくに万年筆が好きな私。手持ちの万年筆で数がダントツに多いのはLAMY safari(ラミー サファリ)。デザイン性の高さ、魅力的なカラー展開に20年近く魅了され続けています。
私にとってのサファリの代表は万年筆ですが、他にも魅力的なアイテムがあります。この記事ではベーシックなサファリの世界を手持ちアイテムとともに紹介したいと思います。
LAMYサファリに興味がある方、ちょっとよい筆記具を使いたいからどんなものか知りたい方などのお役にたつと嬉しいです。
LAMYサファリ 基本は4アイテム

1980年に登場したLAMYのサファリシリーズ。なんと45年に渡って愛され続けているデザインです。現在のサファリの基本アイテムは4種類。写真の上から
- 万年筆
- ローラーボール
- ボールペン
- シャープペンシル
写真のように、同じカラーで4アイテムが展開されています。気に入ったカラーがあるとついつい集めたくなりますね。
この青軸は少しずつ買い集めました。2003年頃ボールペンを購入、その後万年筆を購入し、2013年に4アイテムが揃いました。現在のラミー青軸はクリップがシルバーですが、当時は黒クリップでした。クリップの色が変わるとアナウンスがあった時にはLAMYファンがざわざわして黒クリップ争奪戦?が起こったことを覚えてます。
万年筆とローラーボールはキャップ式(勘合式)で、ボールペンはノック式。シャープペンはキャップを外すと消しゴムがついています。
写真では手前が長く見えていますが、4本ともほぼ同じ長さで約14cm。ユニボールワンやノック式のジェットストリームなど、一般的な筆記具と同じ長さです。
万年筆とローラーボール、シャープペンには軸にLAMYのロゴが彫られていて、軸そのものはツルツルした樹脂ですが、ロゴ部分のみザラザラした梨地です。細かいこだわりがカッコイイですね。
ちなみに、並行輸入品だとお安く買えます。
万年筆とローラーボールの見分け方
万年筆とローラーボールはぱっと見が似ていますが、よ〜く見ると違いが2か所。
- 万年筆にはインク窓がある
- キャップの頭の模様が違う
キャップの頭部分をアップにしてみました。

キャップの先端が黒いので、違いが見えやすいように色の加工をしています。
万年筆の頭は「+」でローラーボールの頭は「ー」の溝が彫られています。限定品などで、万年筆の頭が「・」になっていることもありますが、ローラーボールは私の知る限り「ー」です。ペン立てにさしていても、ここをチェックすれば間違えずにすみますね。
LAMYサファリ 基本のカラー展開

長い間、ラミーの定番色は5色と言われていました。
- ブラック(シャイニーブラック)
- ブルー
- レッド
- イエロー
- スケルトン
私はブラックとスケルトンは持っていないのでそれ以外の3色、最近は白もよく見るので、4色で写真を撮りました。
以前は「定番」「限定」という紹介の仕方をよく見たのですが、現在の公式オンラインショップにはそういった表記はありません。
2024年に日本の三菱鉛筆がドイツのLAMY社を買収し、2025年1月からオンラインストアなども変わっているのでその影響もあるのかもしれませんね。2025年2月時点、オンラインサイトでのLAMYサファリは13色展開になっています。
LAMYサファリ 基本のインクと純正替え芯について
LAMYサファリの4アイテムですが、万年筆、ローラーボールとボールペンのインクについてご紹介します。
公式のリフィルは以下の通り
- 万年筆→独自規格のカートリッジ(T10、7色展開)、もしくは専用コンバーターを使用
- ボールペン→M16 従来タイプのインク。太さはB:太字、M:中字、F:細字。色は赤、黒、青、赤、緑
- ボールペン→M17 ジェットストリームのインク。太さはF:細字、EF:極細字。色は黒
- ローラーボール→M63 水性インク。太さはB、M。色は黒、青、赤、緑
LAMYサファリのインクを自分好みにカスタマイズしたいと思ったら
LAMYサファリの純正芯の書き心地を変えたい、カスタマイズしたいというニーズは昔からありました。ボールペンについては公式からジェットストリーム芯の発売で状況は一変。
とはいえ、お気に入りのインクがある文具好きさんならまだまだ換装ニーズはありそう。ということで、今まで私のブログでご紹介した換装記事をまとめます。あくまで自己責任でお願いします。
LAMYサファリについて基本情報をまとめてみました。LAMYに興味を持った方、レフィル情報などまとめて知りたい方のお役に立てると嬉しいです。
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